ダイレクトボンディングは、コンポジットレジンを歯に直接盛り付けて修復する治療方法です。ノブデンタルオフィス(東京駅八重洲)では、歯質をできるだけ残しながら、審美性と機能性を兼ね備えたダイレクトボンディングをご提案しています。
目次
当院のダイレクトボンディングにおける特徴

MI治療に基づく最小限の切削
歯質を多く削ってしまうと、歯そのものの強度が下がってしまいます。当院では、最小限の切削量で最大限の効果を得るMIコンセプトに基づき、う蝕検知液で虫歯の部分だけを染め出しながら処置を行っています。健康な歯質を守ることは、将来的な歯の寿命を延ばすことにも直結すると考えています。
インレーなどの詰め物と比較して、歯を削る量を抑えられることが、ダイレクトボンディングの大きな特徴です。
ラバーダム防湿による接着精度の担保
ダイレクトボンディングでは、唾液の侵入や湿度が接着を妨げる要因となります。当院では、ラバーダム防湿を用いたうえで処置を行うことで、接着の精度を高め、再発のリスクを抑えることを大切にしています。
湿度管理を徹底することが、ダイレクトボンディングの仕上がりを大きく左右します。
セラミック粒子を含む高機能材料の使用
一般的なコンポジットレジンとは異なり、当院ではセラミックの粒子を含む材料を使用しています。これにより、審美性と強度を兼ね備えた仕上がりを実現しています。天然歯のような透明感と、日々の咀嚼に耐えうる強度の両立を目指しています。
3ステップの高機能接着材を用いることで、境目の着色や再発のリスクを抑えた仕上がりを目指しています。
マイクロスコープを用いた精密な処置
歯に直接材料を盛り付けていくダイレクトボンディングは、細部の色調や形態の再現に高い技術が求められます。当院では、マイクロスコープを使用しながら、細部にまでこだわった処置を行っています。
拡大した視野のもとで、境目の適合性まで丁寧に確認しながら仕上げています。
適応の見極めを大切にした治療計画
ダイレクトボンディングは、歯質を残せる魅力的な治療法ですが、虫歯の窩洞の大きさによっては、インレーなど他の治療法のほうが良好な予後につながる場合もあります。当院では、実際の適応をしっかりと見極めたうえで、治療方針をご提案しています。
ダイレクトボンディングのメリット

ダイレクトボンディングの大きなメリットは、健康な歯質をできるだけ残せることです。インレーなどの詰め物を入れる治療では、詰め物の形に合わせて歯を大きく削る必要がありますが、ダイレクトボンディングは虫歯の部分のみを最小限に削り、その場で材料を盛り付けて修復します。歯質は一度削ってしまうと元には戻らないため、削る量を抑えられることは長期的な歯の寿命にも関わる重要な利点です。
また、型取りを行い、詰め物が完成するまで通院する必要がある治療と異なり、多くの場合は1回の通院で治療が完了します。歯に直接盛り付けていく治療方法のため、色調や形態を細かく調整できることも特徴のひとつです。すきっ歯や歯の欠けなど、部分的な審美的な改善にも活用できる柔軟性の高い治療法です。
適応となるケース

ダイレクトボンディングは、初期から中程度の虫歯治療や、すきっ歯・欠けた歯の修復など、比較的小さな範囲の修復に適した治療法です。歯を大きく失っていない場合や、審美的な微調整を行いたい場合に、負担の少ない選択肢となります。前歯の小さな隙間や欠けを気にされている方にも、短期間で対応できる方法としてご案内しています。
一方で、虫歯の範囲が広い場合や、噛む力が大きくかかる奥歯の大規模な修復には、インレーやクラウンなど他の治療法のほうが適していることもあります。無理にダイレクトボンディングで対応しようとすると、かえって早期の脱離や破損につながる可能性もあるため、当院では適応をしっかりと見極めています。歯の状態によって適した治療法は異なりますので、診察のうえでご相談いただければと思います。
ダイレクトボンディングの流れ

まず、虫歯の状態を確認し、ダイレクトボンディングが適応となるかを診察します。う蝕検知液を用いて虫歯の部分のみを染め出しながら、必要な範囲だけを慎重に取り除いていきます。健康な歯質をできるだけ残すことを意識しながら処置を進めます。
歯の形成が完了したら、ラバーダム防湿を行い、接着の妨げとなる唾液や湿気を防ぎます。専用の接着材を用いたのち、セラミックの粒子を含むコンポジットレジンを歯に直接盛り付けていきます。
材料を少しずつ盛り付けながら、色調や形態を天然歯に近づけていきます。周囲の歯との調和を確認しながら、微妙な色の重なりや透明感まで再現していきます。最終的に、噛み合わせを確認しながら表面の仕上げを行い、治療は完了します。多くの場合、1回の通院で処置が完了するため、通院の負担を抑えられることも特徴です。
よくある質問
ダイレクトボンディングは保険適用されますか?
ダイレクトボンディングは自費診療での対応となります。歯質を多く残せる治療である一方、適応となる範囲には条件がありますので、診察のうえでご案内いたします。
治療は1回で終わりますか?
範囲が小さい場合は1回の通院で完了することが多いですが、複数の歯を治療する場合や範囲が広い場合は、複数回に分けて行うこともあります。
ダイレクトボンディングは変色しますか?
セラミックの粒子を含む材料を使用しているため、一般的なコンポジットレジンと比較して変色しにくい傾向にありますが、経年的な変化が生じる場合もあります。
割れたり欠けたりすることはありますか?
強い衝撃や過度な力が加わると、部分的に欠けることがあります。歯ぎしりの習慣がある方は、事前にご相談ください。
インレーとダイレクトボンディングはどちらが良いですか?
虫歯の範囲や部位によって適した治療法は異なります。歯質をできるだけ残したい場合はダイレクトボンディングが、範囲が広い場合はインレーが適していることもあります。診察のうえでご提案いたします。
ダイレクトボンディングの前提として、虫歯の進行度を確認することが大切です。
より広い範囲の修復をご希望の場合は、セラミック治療もご検討いただけます。
歯の色を整えてから治療を進めたい方は、ホワイトニングもご確認ください。
前歯の形や大きさを整えたい方には、ラミネートベニアという選択肢もございます。